■相談

]最近、カレーを作らないでほしい、という娘のことで相談します。娘は刺激物の強い食べ物が幼い頃より苦手でした。ですから、カレーを作るときには甘口と辛口の二種類を作ってきました。ところが最近、祖母といっしょに食事をした時に、祖母が?辛いのが苦手なところは私の母(娘からみると曾祖母)にそっくり?といったことから、娘が嫌がってしまいました。娘にしてみれば、プラス面が似ていた、というのならよかったのですが、マイナス面が似ていた、といわれて嫌がっているようです。それ以来、カレーを食べません。でも私は今まで通り、娘には超甘口のカレーをおいしくたべさせてあげたいと思います。どうしたらいいのでしょぅか。」                       奈良県 主婦(52)

■回答

 子供ってね、親や祖父母からの言葉にすごく敏感なんですよ。おばあちゃんがお子さんに「まあ、あなた曾おばあちゃんにそっくり」と言ったとき、おそらく他意はなかったと思いますが、子供からすると「あんたは駄目ね!」と聞こえたのかもしれません。それなら、どうしてカレーを食べて自分は曾おばあちゃんとは違うってことを証明しようとしないのかしらと不思議に思われるかもしれませんね。ここが子供の難しいところで、子供にとって親や祖父母の言葉は絶対の権威を持っているので、曾おばあちゃんに似ていることはもう否定しようのない真実で、カレーに関して自分は駄目な子と思っちゃうのです。子供にとっては親や祖父母の言うことが間違っているかもしれないなどと思いもしませんもの。だから、あまり他の人と比較するような言い方はうまい方法ではありません。

 さて、それではどうするか。ま、答えから言っちゃうとお母さんが諦めること。ん?回答になってないって。いえいえ、これ答えなんですよ。お母さんがお子さんにカレーを食べさせようと様々工夫をして躍起になればなるほど、お子さんもますますカレー味に敏感なり少しでもカレーが入っていると食べなくなります。ほらイソップ童話の『北風と太陽』で北風と太陽が旅人にコートを脱がせる競争をする話があるでしょ。北風が旅人のコートを吹き飛ばそうと躍起になればなるほど旅人はコートを飛ばされないようにしっかり押さえるという話。お母さんは北風にならないようにね。太陽みたいにポカポカしていればいいです。つまり無理強いしないでおいしいカレーを作るように心がけてください。そのうち家族がホクホクおいしいカレーを食べていたらこの子も欲しくなるでしょう。時間が経過すればきっと食べるようになりますって・・・

 それからね、カレー嫌いでもちゃんと育ちますよ。うちの子の場合は上が軟体動物、下がキノコ類が駄目でした。え、今ですか?もう二人とも成人してますけど残念ながらそのままです。でもあれも個性でしょうなあ。やっぱり、回答になってない・・?