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産経新聞 中川晶の生き方セラピー 第30回 平成16年12月11日掲載「転職繰り返す夫に不満・・」 |
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相談1
千葉県(47) 主婦 「五十四歳の夫はようやく、仕事に定着するようになりました。が、三年前までは失業の繰り返しでした。周りの忠告も聞かずに悪徳訪問販売の仕事にのめりこみ、その類の会社を五回も転々として家族にさんざん迷惑をかけました。でも今でも、自分が悪いことをしたとは思わず、開き直るか、話をそらそうとします。夫のせいでわが家は経済的に厳しくなり、私はその心労で閉経してしまいました。以来、私は夫に対して気を許せなくなり、顔を見るたび、不満と怒りがこみあげてきます。一人の男として何の魅力も感じません。私は最初に夫選びを間違えたのではないかと悔やんでみたりする毎日です。何かアドバイスをいただけたらと思います。
回答 ありゃー?これもまた耳の痛い相談ですねえ。というのはぼくも昔、大学を二個も出て、なかなか定職にもつかず家族に迷惑かけてきましたからねえ・・ああ辛い。 そうなんですよね、こういう手合いは本人はノホホンとしているのですが、周囲が振り回されて気が気でないみたいです。時にはあなたみたいに心労がたたって身体のトラブルにまで至るケースもよくあります。ぼくも、あんまり自覚ないんですけど、よくカミさんに責められてます。 この自覚の無さというのが曲者なんです。御亭主のばあい、会社を五回も転々とするのは「これではいかん、何とかせねば」という焦りでしょうか。それでどんどん深みにはまっていって取り返しのつかない悪徳訪問販売まで手を出してしまったのかなあ。で、この人バカなのかと聞かれたら、やっぱり正真正銘のバカでしょうねえ。 それとね、あなたの場合は御亭主と相性が悪いのかなあ?バカかも知れないけど、やっと仕事に定着してもう3年というではありませんか。石の上にも3年、バカにしてはよくやってるとは考えられませんかねえ? 顔を見るたびに不満と怒りがこみあげてくるんですよね。ま、離婚というのも一法ではあるのですが、損をしないようにね。 それと非現実的なことを考えないこと。「私の青春を返してよ!」と怒鳴ってみても虚しいだけです。たとえあなたと御亭主の相性が悪くても、それは幸せとはあまり関係がありません。あなたが「馬鹿な亭主を持った日本一不幸な女性」か「馬鹿な亭主を持った日本一幸せな女性」のどちらになるかは、あなたの決意の問題なんですよ。 それにしても、一人の男として何の魅力も感じないそうですね、夫選び間違えたって、ですか?困ったなあ。ウチもそうなのかなあ?
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