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産経新聞 中川晶の生き方セラピー 第32回 平成16年11月20日掲載「62歳の酒場のママにメロメロ」 |
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相談3
前略 中川先生にご相談申し上げます。 私は十年前に結婚し、一女さずかりましたが、すぐ離婚しました。子供をひきとり、今は現在八十歳になる父親〔母は四年前に死去 〕と三人で暮らしています。 母がなくなってから、さびしさをまぎらわそうと、酒場に頻繁に行くようになり、そこの六十二歳のママにメロメロになってしまい、自分でもどうしてよいのかわからず、ご相談するしだいです。 すっぱりあきらめるのがよいのか。とことん口説いて何とかものにするのか。客とママの関係にとどめて末永くおつきあいするのか。 以上三点が私の選択肢ですが、いかがなものでしょうか。よろしくご教示くださいますようお願い申し上げます。 草々
横浜市 会社員(47)
■回答 これはまた凄い人からのご相談。いやいや失礼しました。それにしても大変でしたね、離婚後は娘さんを育てあげ、御母堂を見送られ、今は高齢の父上の世話など・・ それで、問題のママさんですが62歳でしたよね。あなたが47歳だから年齢差15歳、それでメロメロになってしまわれた。ふーむ、ママさんの魅力恐るべし・・あり得るんですね。どんなママさんなんだろう?包み込むような優しさがあるのかしら?とすれば男女関係というより疑似親子関係・・なーんて人は言うんでしょうねえ。どっこい『生き方セラピー』では、そんなありきたりの解釈なんて糞食らえです(失礼) いいじゃないですか、大いに結構!蓼食う虫も好き好き、あ、また失言。どんなカップルがあったっていいのです。相性というのはまことに不思議なもので、ぼくはいつもは生物学の味方ですが、相性だけは生物学では解けそうもありません。だからこそ心理学の出番があるんでしょうね。 さて、あなたはとても生真面目な方のようですね。ほんらい楽しかったはずの酒場通いが、あなたの文章からするとどこか苦しそうで、お気の毒。どうすべきか自分で三つの選択肢まで考えて決心しようとしておられる。ぼくはね、この種の問題については決心ってあまり意味がないように思うのです。つまり恋愛というのは感情の一種であるとすれば感情を決心するというのはおかしい。意志の場合は決心というのはあり得るのですが感情は自発的なものなので、決心して好きになったり嫌いになったり出来るわけではないと思いませんか?周囲の反対も十分に予想されそうですが、もっと気になるのはママさんの気持ちですねえ。彼女はあなたをどう思っておられるんでしょう?あなたの場合、硬く構えないでもう少し自然でいいかも・・・
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