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産経新聞 中川晶の生き方セラピー 第8回 平成16年5月22日掲載「近所の悪ガキに注意したいが・・・」 |
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相談1 大阪市 アルバイト女性(28) 「近所のガキがうちの庭でいたずらをしていたので怒ったところ、その日以来、私を見るたびに『あ、怖い人が帰ってきた』とか『あーこわいー逃げろー』とか『あっかんべー』といろいろ言ってきます。親にやめさせるように言いにいくと、『オタクの顔が怖いんじゃないですか』といって自分のガキが悪いことをしたり言ったりしていることに自覚がなく、逆にそんな答えをする始末。実はこの問題、もうすぐ一年になります。二軒隣の家なので、会いたくなくても会ってしまい、最悪です。このガキ、というのは四月から小学一年生になったばかりの女の子。これからこのガキと親にどう対処したらいいのでしょうか。」
回答 「行動パターン変えてみて」 ははあ、これは困った事態ですねえ。さて人間関係というのは難しそうですが、いくつかの原則があります。まずは、いったんこじれてしまった人間関係ではお互いがいつも同じ行動をとりいつもと同じ悪い結果が繰り返されてます。例えばあなたはこのガキが庭でイタズラしたから怒ったのだから当然のことをしたまでで、次の日からのガキの仕打ちはあまりと言えばあまりです・・でもガキにとっては、ちょっとのつもりで入った庭で遊んでたら面白くて我を忘れてたら、突然オッカナイ顔したオバサン(ごめんなさい、でもガキからみたら28歳は十分オバサンなんです)にえらく怒られた。これはガキにとっては理不尽な結果です。当然、母親に言いつける。すると母親は「何もあなた、そんなに大声出して怒るこたないっしょ!」ってとこでしょうか。そう、あなたもガキもその母親も当然の反応をしているのです。良い悪いはここでは問わないことにしましょね、だってここは裁判所じゃないのですから・・さて、なぜ問題がこじれるかというと、ガキとあなたの行動がパターン化してしまっていることにあります。あなたが怒る、子供が反抗的になる。するとよけいあなたが怒る、子供はさらに反抗的になるという悪循環に陥ってしまいます。どうすればいいかって?それはね、いつもと違う反応をすることです。ま、いろいろありますが、例えばガキが「あ、怖い人が帰ってきた」と言ったら「ただいま。今日あんたの服、可愛いじゃん」てウィンクの一つもしてみましょう。すると、いつもと違う反応にガキは戸惑うはずです。すぐに効果は出なくても必ず変化はあります。うちの猫も室内で悪戯するので、いつもカミさんと犬猿の仲です。「また、やったね。もうあんたは外ネコだからね!」とネコは放り出されます。で、悪戯が治るかというと、これがさっぱり・・もう少しお互いやり方を変えてみるといいのにね。 |
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